立花B塾に参加していたときに紹介されました。
目次
本書を読んでほしい方
自分の運命の波を知りたいと思った方にお勧めです。
著者の紹介
神田昌典(かんだまさのり)
上智大学外国語学部卒。大学3年次に外交官試験合格。大学4年次より、外務省経済局に勤務。ニューヨーク大学経済学修士(MA)、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)取得。
その後、米国家電メーカー日本代表を経て、経営コンサルタントに。多数の成功企業やベストセラー作家を育成し、総合雑誌「GQ JAPAN 2007年11月号」では、『日本一のマーケッター』に選出されている。
ビジネス書、小説、翻訳書の執筆に加え、ミュージカル、テレビ番組企画など、多岐にわたる創作活動を行うほか、マインドマップ、フォトリーディング、ダイレクトマーケティングを日本に普及させたことでも有名。現在、株式会社ALMACREATIONS社主を務める。
主な著書に『全脳思考』(ダイヤモンド社)『非常識な成功法則』(フォレスト出版)翻訳・監訳書に『ザ・マインドマップ』(ダイヤモンド社)『あなたもいままでの10倍早く本が読める』(フォレスト出版)などがある。
構成と読みやすさ
本書は以下のような構成になっています。
平易な言葉で書かれているので、とても読みやすいです。
春の章 まずは、成長カーブについて知っておこう。
夏の章 人生の季節サイクル
秋の章 あなたの季節サイクル
春夏秋冬理論で人生の設計図を手に入れる
人生には波があります。
このことはほとんどの人がなんとなくでも気づいていることと思います。
本書では、人生を四季に当てはめる占いです。春夏秋冬理論といいます。
そして、この春夏秋冬理論で考えていけば、人生の流れがわかり人生の設計図ができるのです。
それぞれの季節のポイント
それぞれの季節のポイントをひと言で表すと、以下のような感じです。
- 冬 すべての始まり
- 春 目標の明確化
- 夏 スムーズにすすめる
- 秋 収穫
冬に思っている願望を、春に具体的な目標にし、夏に進めていく。そして、秋に結果を刈り取る、という感じですね。
まとめ
春夏秋冬理論の良いところはよくある占いのように吉凶を出すのではなく、人生を波ととらえていることだと思います。
冬は悪いのではなく、新たな始まりのために願望を出していくときです。
まだ新たな始まりですから、物事を小さく始めてみる、
それを春に具体的な目標として落とし込む、
夏はそれをトラブルを回避しながら進めていく、
秋にその結果を振り返る
このように考えると人生設計をしやすいのではないかと感じました。
私は今年冬1年目です。
今描いている願望を少しずつ始めていく年かなと考えています。