今日ご紹介するのは、三田紀房さんのドラゴン桜2の4巻です。
ドラゴン桜といえば現代版東大一直線のコミックで、以前テレビドラマにもなっています。ここで現代版と書いている理由はわたしと同年代の方ならわかっていただけるのではないでしょうか。同名のコミックがあったからです。
主人公は東大合格請負人
元暴走族の弁護士 桜木建二
元暴走族の弁護士。龍山高校を再建するために東大に合格させるという目標を立てます。虎ノ門に弁護士事務所を開くという夢を持っています。立てたようです。第2シリーズでは第1シリーズで再生した龍山高校が再度危機的状況になり再建に乗り出します。
桜木建二の元教え子 水野直美
今は桜木建二のところで弁護士として働います。今回龍山高校東大専科の運営担当になり、桜木建二と一緒に龍山高校の再建に乗り出します。
龍山学園の理事長代行 龍野久美子
桜木建二には女帝と思われている。龍山学園を潰そうとしています。
天野晃一郎
今回桜木建二のもとで東大を目指す生徒です。理科Ⅱ類を目指します。
早瀬菜緒
今回桜木建二のもとで東大を目指す生徒です。文科Ⅰ類を目指します。
ドラゴン桜の世界観は「学び」
ドラゴン桜は東大を目指すので、勉強の話が多数でてきます。ですが、それは机上の勉強ばかりではない。社会の勉強、人間としての勉強を受験を通して行っていきます。なので、ドラゴン桜の世界観は「学び」と考えました。
4巻は「英語」
4巻めになって今回は英語の勉強法が対象です。渡辺直美さんのような先生(鍋明美)がやってきます。どんな勉強法が伝えられるのでしょうか。第1シリーズでもわたしが高校生のときには出てこなかった勉強法が数多く出てきました。今回もおもしろい勉強法が出てきます。
ですが、読み進めてみると方法は異なりますが、基本的なことは第1シリーズと同じように感じました。英語の勉強もダンスから入りましたから。勉強の基本はいつでも同じということでしょうか。
英語だけの勉強ではありません。
自分が人より上だなどと思い上がった考えを持つヤツは
百回受けても東大には合格しない
こういうことを教えてくれるのがドラゴン桜なのです。
今こうやって文章を書いているわたしにも
あなたのことを見て笑った人も
3秒後には別のこと考えているから
と教えてくれます。
これがドラゴン桜における学びの世界なのです。
社会に出ても役に立つことを教えてくれる、それがドラゴン桜ではないでしょうか。