書評

【書評】強いぞ、ボーン・片桐!|沈黙のWebマーケティング

今回紹介するのは「沈黙のWebマーケティング」です。同著書の著作に「沈黙のWebライティング」というのがあるのですが、最初にそれを読みました。それが物語形式であり、それが本書から続いている物語だと知ったのでせっかくだから、と手に取りました。

本書を紹介する理由

SEOの仕組みがわかる本です。2015年に書かれた書籍ですので、テクニカル面では古いところもあるかもしれませんが、基本となる考え方は役立つと思います。
ボーン・片桐の活躍を見るだけでもおもしろいです。

著者の紹介

松尾茂起

株式会社ウェブライダー代表。WebコンテンツのプロデュースやWebマーケティング支援などを行っています。

構成と読みやすさ

本書は以下のような構成になっています。物語形式になっているのでストーリーを追っているだけでもおもしろいです。

EPISODE01 夜明けのSEOペナルティ解除
EPISODE02 偽りと本質のWebデザイン
EPISODE03 Webライティングは二度輝く
EPISODE04 逆襲のSWOT分析
EPISODE05 コンテンツSEOの誘惑
EPISODE06 コンテンツマーケティング攻防戦
EPISODE07 真実のソーシャルメディア運用
EPISODE08 G戦場のレンタルサーバー
EPISODE09 さらばボーン!沈黙の彼方に!
炎の中の真実~EPILOGUE~

商品やブランドの魅力は”言語化”しなければならない

Webを多くの人に見せるにはデザインが大切です。ですが、かっこいいサイトであっても時として安心感のないサイトがあります。それは情報が少ないためとしています。その情報とは「言葉」なのですね。

言葉は文章になり、”ストーリー”を紡ぐ

ストーリーを紡ぐことが相手の心を動かすきっかけになるといっています。

人は論理で納得し、“感情”で動く

その文章には、喜びや悲しみなどの喜怒哀楽を乗せることができます。喜怒哀楽という感情を文章に乗せることで、人の心を動かし、次の行動へつなげることができるというのです。では、そのためにどういう文章を書けばよいのか。

そこでオススメしたいのが、文章に「ストーリー」を加えることです。

人はストーリーを好むといっています。確かにテレビドラマや小説をわたしも好きです。そのテレビドラマや小説もストーリーからできています。ストーリーがあることで共感が得られるのですね。

マイナスをプラスに変えられれば、弱みは”強み”になり、マーケティングは一気に加速する

SWOT分析を行った時、一番大切なのがマイナス面だといっています。SWOT分析とは、マーケティング戦略で使う思考フレームワークのひとつです。

Strength 強み
Weakness 弱み
Opportunity 機会
Threat 脅威

4つの言葉の頭文字をとったものがSWOTです。このうち、弱み、脅威がマイナス面であり、これをプラスに変えられればピンチをチャンスにも変えることができるというのです。すでにプラス面を伸ばしていくのは大変なことです。なので、このように考えるのは当然のことかもしれません。

まとめ

ストーリーは好みの違いで好き嫌いがでそうなところですが、個人的には好きです。惹き込まれますね。テクニカル面や専門的なところは他書も参考にしても良いかもしれませんが、Webマーケティングの最初の一冊としてとても役に立ちます。
今本書を振り返っていて感じたことですが、本書がストーリー仕立てになっているのも内容に惹き込ませ読者を行動に駆り立てるためだったのでしょうか。だとしたら、すごいな。