書評

僕はこうして運を磨いてきた|「運」はつくることができる

多くの著書を発表している著書が「運」を題材にして書籍を出していることに興味が湧きました。私自身「運」というものを高めたいと思っていたので手に取りました。

本書を読んでほしい方

運を良くしたいと思っている方におすすめです。

著者の紹介

千田琢哉

文筆家。愛知県犬山市生まれ。岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、”タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。
ホームページ:http://www.senda-takuya.com/

構成

本書は以下のような構成になっています。

Caputer1 「運」の特性
Caputer2 仕事運の磨き方
Caputer3 出逢い運の磨き方
Caputer4 人生運の磨き方

要約

多くの著書を出している千田琢哉氏ですが、著者が「運」について語っている一冊です。帯には「成功は『運』で決まる。そして『運』はつくることができる。」と書いてあります。その運をつくる第一歩は「運を磨いて人生を切り拓きたければ、まず運はすでに授かっている事実を知ることだ。(p.5)」です。本書では運を積み上げていくための40の方法が書かれています。すべてを体得することは難しいと思いますが、真似をできそうなところからチャレンジしてみたいものです。

中でも特に興味深かった3つのポイントについて、以下に示していきたいと思います。

運は、運の存在を忘れた瞬間に訪れる

これは本書の5番目(p.34)に書いてあることです。この言葉が興味深かったのは宝くじに当たる人の話と同じだなと思ったからです。宝くじに当たる人の多くは買い続けている人だそうです。「今年こそ」「今回こそ」とか執着するのでもなく、「宝くじに当たりますように」と祈願するのでもなく、長年買い続けるような人が当たりやすいようです。そんなところから納得できた言葉でした。

奇抜な服装は、運気を下げる

これは17番目の言葉(p.84)です。これはちょっと意外に感じました。風水などではよくラッキーカラーの話が出てきます。なので、風水師の方などは結構目立つ色の服を身につけていると勝手に想像していました。どこまでを奇抜というのかにもよりますが、私には目立つ色の服装でも奇抜に感じていたので、意外に感じたポイントです。

運気の良い人は、善行を死ぬまで隠し通す

37番目の言葉(p.168)です。これは私の好きな言葉「陰徳あれば陽報あり」に通ずる言葉だからです。善行を積むとなぜ運が良くなるのか。善行を積むことで表情が良くなる、良い表情の人には人とお金が集まりやすいからと本書では述べられています。では、なぜ善行を隠すのか。それは善行を人に知られようとすることで評価されたいと思い始めるからです。評価されなければふて腐れることにつながります。

まとめ

本書を読むと運を磨くことは決して難しいことではないと感じられます。今授かっているものに感謝し、一日一日それを磨き続けていく。それができたとき運気が上がっていくものと感じました。本書の最後の言葉「淡々と、粛々と、飄々と。」を忘れずに日々運を磨いていきたいと思います。