書評

NEWフリーランスの稼ぎ方|これからの時代の稼ぎ方のひとつ

すでに会社を辞めている自分がどのように稼ぐことができるのかを知りたいと思い手にとった1冊です。

本書を読んでほしい方

これからの稼ぎ方を知りたいと思う方。
もっと自由な働き方をしたいと思っている方。
もっと自分の力で稼ぎたいと思っている方。
これまでの常識にとらわれないで生きていきたいと思っている方。

著者の紹介

山口拓朗

伝える力[話す・書く]研究所所長。
山口拓朗ライティングサロン主宰。
出版社で編集者・記者を務めたのちフリーライターとして独立。
25年間で3500件以上の取材・執筆歴がある。
現在は執筆活動に加え、動画、音声、講演や研修を通じて「論理的な文章の書き方」「好意と信頼を獲得するメールの書き方」「売れるセールス文章&キャッチコピーの作り方」「「集客につなげるブログ発信術」など実践的ノウハウを提供。
CtoC型ビジネスにも注力している。
山口拓朗の公式サイト( http://yamaguchi-takuro.com/ )
山口拓朗ライティングサロン( https://yamataku-salon.com/ )
山口拓朗オフィシャルブログ( https://ameblo.jp/writer-yama/ )

構成

本書は以下のような構成になっています。

第1章 フリーランスで稼ぐ時代がやってきた
第2章 まずは「請負仕事」で地固めをする
第3章 高く売れるサービス(商品)をつくる
第4章 稼ぐためのSNSの利用法
第5章 情報発信の効果を最大化するための文章術

要約

「終身雇用」がすでに終わりを迎えつつある中、会社員であってもいつ会社という後ろ盾がなくなるかわかりません。その時、私達はどうすれば良いのでしょうか。
著者はそのために「NEWフリーランス」という働き方を提案しています。フリーランスは特定の企業と雇用契約を交わすのではなく、案件ごとに企業と契約できる働き方です。フリーランス自体は以前からあった働き方です。では、著者の提案するNEWフリーランスとは何なのか?それは「インターネット時代の利点を活かし、『パーソナルブランディング』と『CtoC型サービス提供』にも力を入れる人たち」(まえがきより引用)としています。自身のブランド価値を高めながら、企業からの依頼も受けつつ、自身のサービスも提供していく。そうすることで安定した収入を得ていこうとするものです。具体的にどうすれば良いのか、本書からそのやり方を学びたいと思います。

ポイント1

本書では「NEWフリーランス」という新しい働き方を提唱しています。
が、その前にフリーランスのメリットは何でしょうか。
著者は以下の7つをメリットとして挙げています。

  1. 「時間」が自由になる
  2. 「通勤」から解放される
  3. 「場所」が自由になる
  4. 「仕事」を選べる
  5. 「人間関係」から自由になる
  6. 高い収入が期待できる
  7. 自分の人生の舵を自分で取る

私はすでに会社という組織から離れています。
その観点からいうと2の「『通勤』から解放される」5の「『人間関係』から自由になる」はメリットだと感じました。

でも、それ以外はメリットというには、少し違う感じがしています。

「時間」が自由になるということは、自分でその時間の使い方を考えなければならない。
極端な話ですが、1日寝ていることもできます。
しかし、それでは生産的な時間の使い方とは言えません。

「場所」が自由になるということは、自分で場所を探さなければならない。
最近、カフェで仕事をされている方が多々いますが、いつも使っているカフェがいっぱいなら他を探さなければならないといった課題ができます。

「仕事」は選べますが、必ずしも自分がやりたい仕事があるとは限りません。
場合によっては自分で仕事を作っていくくらいの覚悟が必要だと思っています。
高い収入は期待できると思いますが、私はまだその域に達していないのでわかりません。

自分の人生の舵を自分で取る。
これが一番大切なことと感じています。
どこかと雇用契約を結んでいない限り、時間も場所も仕事も自分で選べます。
だからこそ、自分で自分の人生を作り上げてくという気持ちが大切なのだと思います。
時には悪いこともあると思います。
それをどう乗りこなしていくか、乗りこなしていくというチャレンジ精神を持つ人にフリーランスがあっていると感じています。

ポイント2

NEWフリーランスとは、本書では以下のように定義されています。

NEWフリーランスとは、「仕事を請け負う」+「CtoC型サービスを提供する」のハイブリッド型です。 p.15

仕事を請け負うだけでなく、「CtoC型サービスを提供する」というも加わっています。
では、そのサービス(商品)はどのように作っていけば良いのでしょうか。

まず大切なことが以下のように述べられています。

フリーランスにとって理想の状況は、スポット(単発)の仕事が常に舞い込む繁盛店を作ることです。少数の上客に支えられているお店ではなく、店舗に行列をつくらせることが肝心です。 p.93

私が想像していたのとは真逆でした。
少数の優良顧客を持つことが大事と思っていました。
ですが、万一その顧客が途絶えたら、どうなるか。
著者はその点を考えているのです。

その上でNEWフリーランスとして稼ぐには、サービス力、アナウンス力そしてブランド力が必要だと著者は言っています。

サービス力とは、ずばりお客様に提供するものです。そのポイントとして「お客様の『悩み解決』になっていること」と「お客様に『明るい未来』を与えられること」の2点が挙げられています。
このサービスの中には「教える仕事」もそのひとつと著者は考えています。
その他のサービスとして、コンサルティング、ダウンロード系サービス、テキストコンテンツの提供などが挙げられています。

アナウンス力は、あなたが提供するサービスを自身の保有するメディアで告知することです。
ただ告知しただけでは、お客様は買ってくれません。
あなたの情報発信が素晴らしいと感じた時に、あなたのサービスを購入してくれます。
あなたの「貢献の投稿」が多くなることにより読者からの信用が高まり、購入に結びつくとしています。

ブランド力とは、あなたが何をできる人なのか、この事ならこの人に聞けば良いとわかるようになってもらうことと言えるでしょう。
そのためにはGoogle等であなたのサービス内容に関わることが検索された時、あなたの名前が出てくるようになる事です。
ブランド力を高めるためには、アナウンス力が重要になってきます。
今の時代、人やサービスを探すのに、GoogleやYahooで検索します。
その時にあなたを見つけてもらうように取り組むことが必要なのですね。

ポイント3

情報発信の多くは文章で行われます。
ですから、それなりの文章力が必要となってきます。
本書で示されている文章力には、以下の点が挙げられています。

  1. 書く前に読む人の反応を決める!
  2. 読み流されないための「1投稿1メッセージ」
  3. ロジック(論理)&エモーション(感情)
  4. サービスの案内文の本丸は「ベネフィット」
  5. テンプレート文章術①情報発信型
  6. テンプレート文章術②悩みの解決型
  7. 検索流入に欠かせないSEOライティング

どれも重要なことばかりで、取り組むことの難しさを感じました。
特に、1の「書く前に読む人の反応を決める!」というのはナルホドと思いました。
が、これから書く前に読む人の反応を決めようと思っても、どうしていけば良いのか悩みます。
それでも著者の説明には納得しました。

人の脳は賢いもので、目標を明確にするやいなや、必要な情報を集めたり、工夫を凝らしたりと、無意識のうちに目標達成に向かいはじめます。 p.212

読む人の反応を考えているからこそ、書き方も定まってくるのかもしれません。

まとめ

本書を読み終わって、これから会社を辞めてフリーランスとして働きたい方にもすでに会社を辞めてフリーランスとして働いている方にも役立つ1冊だと感じました。

では、私はこの1冊を読み終えて、どのように行動していくか。

今まで停滞していたブログの発信をもっと行っていきたい。
まず内容はともかく数多く発信できるようにしたい。
それは書く力を身につけたいからです。
できれば、月100記事書けるようになりたいですね。
その上でnoteで発信していきたい。
その時はブログとnoteと棲み分けを考えなければなりませんが、それはその時考えることにします。
最後にSNSの利用ですが、Twitterを中心に自分の言葉で毎日発信していきたいです。
目標は1日10ツイートかな。
いきなり全部を行うことは難しいので2021年終わるまでにこの目標を達成したいと思います。